特徴
候補の一つがホンダのフィットで、そのフィットについて調べてみると、以下のことが分かりました。
- 荷室の高さがあるのが特徴。これは、センタータンクレイアウトと呼ぶ方式を採用したことにより実現できた。センタータンクレイアウトとは、通常、後部座席の下や荷室の下に配置されるガソリンタンクを、薄型形状にした上で前部座席下に置く方式。
- 今のフィットは4代目( 1代目は2001年~2007年、2代目は2007年~2013年、3代目は2013年~2020年、4代目は2020年~)
- 安全運転支援システムHonda Sensingを採用したのは、3代目フィットのマイナーチェンジモデル(2017年6月)から。
- 最新型(4代目)フィットの特徴は、Aピラーが薄くなり前方視認性が良いこと
4代目フィットを運転した感想
最新型の4代目フィットを試乗させてもらいました。試乗したフィットは、以下の2車種。
- 1.3Lガソリン車
- ハイブリッド車
どちらも前方視界は良くて、とても運転しやすい。足回りは柔らかめ(普段乗っているセダンと比べて)。
ガソリン車は、排気量が1.3Lだけあって非力(普段乗っている2Lエンジンと比べて)
に感じるが、加速力が足らないということはない。加速時にエンジンの回転数が上がって車内がうるさいことに不安感を感じました。この辺りは慣れの問題かもしれない。
ハイブリッド車は、とてもパワーがありました。ハイブリッドだけあって車内は静かで、乗っていて快適。ハイブリッド車の良いところは(燃費というよりも)静粛性なのだと感じます。
3代目フィットを運転した感想
レンタカーでフィットを借りて運転しました。借りたのは、2018年式の3代目フィット(1.3Lガソリン車)。合計290km走りました(高速道路を50km)。
前方視界は、4代目フィットと比べて特段悪いわけではない。もちろんAピラーの太さは4代目よりも太いけれど、前方視界という点では誤差範囲内に感じます。足回りは、4代目フィットよりは少し固め。
エコ運転モード(E CON)をオンにすると、高速道路では若干パワー不足に感じます。80Km走行時で登り坂にさしかかると、なかなかエンジンが回らず、進まない印象。高速道路の上り坂や、合流ポイントではエコ運転モードを切った方が走りやすい。
燃費は、18km/L(=290km÷16L)。今回は、特段低燃費運転をしていたつもりもなく、
それでも18km/Lの燃費は素晴らしい(ごく一部を除き、エコ運転モードはずっとONで運転していました)。
ところで、HONDA SENSINGの被害軽減ブレーキ(自動ブレーキ)の誤動作が気になりました。先行車がいない状況でも反応して警報音が鳴るのはしょっちゅう(1時間に一度くらいの印象)。(先行車も対向車もいない)自車しかいない状況で警報音を鳴らすことも、たびたびありました。
まとめ
フィットの良いところ
室内の天井が高く、前方視界が良いのがフィット最大の良い点に思います。ゆっくりお散歩気分でドライブするには楽しい車だと思いました。
フィットの悪いところ
HONDA SENSINGの被害軽減ブレーキが、頻繁に誤作動するのは残念に思います。なんでもない所で警報がなるのはびっくりします。また、1.3Lガソリンエンジンは、高速道路を走るにはパワー不足に感じます(私が普段乗っている車が2Lガソリンエンジンということもありますが)。