2011-04-09 東電と関電 政治 「電力各社、資金調達に苦慮 原発事故で起債に黄信号」 電力会社による市場からの資金調達に支障が出ている。東京電力の福島第1原子力発電所の事故の行方を懸念し、機関投資家が電力債への投資に慎重になっているからだ。各社は過去に発行した社債の償還や設備投資に使う資金を手当てする必要に迫られており、銀行借り入れの増額交渉などを急いでいる。 関西電力は4月に857億円の社債償還を迎える。3月末に金融機関から例年より多めの資金を借り入れ、一部を償還に充てる考えだ 政府は東電をどうするか早く決めにと、他の電力各社に影響が出る。