今朝、日経新聞を読んでいて面白かった。
今日、緊急事態宣言が解除されるようですが、私は少し不思議だったのですよね。東京の感染者数は増加に転じ、宮城県は感染者数は最高値を出したのですから、リバウンドを警戒して解除をためらうかもと思っておりました。
ところが、日経新聞に次の一文がありました。
「解除は今週しかない。延長したら感染者が増えて解除できなくなるかもしれない」。閣僚の一人が協議後に語った。
(『「収束見えぬ宣言全面解除 首相「もう出したくない」 自治体・民間と連携不足』(日経新聞 2021年3月18日 朝刊))
つまり、今後リバウンドしそうだから今のうちに緊急事態宣言を解除しておく、という発想ですね。これは、私は想定していなかった。
さて、3月21日に緊急事態宣言が終わると、世の中は桜満開で花見真っ盛りの時期で、年度末の卒業イベントや年度初めの新人歓迎会など、イベントが盛りだくさん。そして5月にはゴールデンウイーク。このようにリバウンドの危険が高まる時期が今後やって来ます。だからこそ、今週で緊急事態宣言を解除しておく、というのは凄い発想です。