CP+ 2016で富士フィルムさんにXT-10をお借りすることができました。その印象を記します。
そもそもXT-1とXT-10はどこが違うのか?
XT-10はXT-1の弟分的な位置付です。
撮像素子と画像処理エンジンは同じです。違いは、
XT-10 | XT-1 | |
---|---|---|
液晶モニター | 3.0型・92万ドット | 3.0型・104万ドット |
ファインダ倍率 | 0.62倍相当 | 0.77倍相当 |
防塵防滴仕様 | × | ○ |
これだけの違いなのに値段は大違い。価格コムで見ると、XT-10は7万円、XT-1は11万円です。圧倒的にXT-10が安いです。雨の中で撮影する用途でなければXT-10を買うのが良いように思います。
ファインダの見え方
XT-10で気になるのは、ファインダの見え方。0.62倍のファインダって小さいのかなと思っていましたが、実際使ってみると全く問題ありません。しっかり狙って撮影できます。
液晶モニタ
92万ドットの液晶モニタも良く見えました。液晶モニタの違いが分かる人はいないと思います。
操作性
ダイヤル類は良い場所に配置されていて使いやすい。天面にある「オートモード切換レバー」はかなり便利。AUTOモードとPモードをファインダを覗きながら切り替えることができます。時間をかけて狙えるときはPモードにし、慌てているときはAUTOモードにして撮ると失敗が少ないでしょう。
カメラのレスポンスは、小気味よく良くサクサク動きます。待ち時間が無いので撮影していて楽しい。
気になる点
XT-10に重いレンズを付けると、重さに右手に力が入ります。右手に力を入れたときに手のひらで、カメラの背面のセレクタボタンを、押してしまうことが何度がありました。
まとめ
XT-10は、XT-1画質のカメラです。画質に文句はなく、操作性も十分です。防塵防滴が必要ない方にはお勧めのカメラです。
以下、撮影した写真です。
FUJIFILM ミラーレス一眼 X-T10 レンズキット シルバー X-T10LK-S
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