kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



タピオカミルクティの憂鬱、冬が来る

  朝夕の気温が下がり、秋が深まってまいりました。もうすぐ冬がやってきます。

  今年大流行したタピオカ人気はいつまで続くのでしょうね?一部にはタピオカ人気は一過性のものではなく、定着するという声もあります。しかし、同じようなことを昨年の夏も言ってませんでしたでしょうか。というか、昨年の夏に何が流行ったか覚えていますでしょうか?カキ氷ですよ。台湾のアイスモンスターが日本に来たことで火がついたカキ氷ブームは、TV番組「マツコの知らない世界」でも取り上げられるほどの人気でした。それが今年はタピオカにやられました。諸行無常

 

  いま、原宿や渋谷を歩くとメチャクチャな数のタピオカ屋を見かけます。

  タピオカの原価は安くて、一杯550円でタピオカミルクティを売れば、400円は利益になるという分析もあります。8時間営業で、1分に一杯の割合で売れたとして、1日で19万円の利益。そこからバイト代、例えば三人分を3万円引いても、16万円残ります。月に480万円の利益ですから、我も我もとタピオカ屋を始める人が出るのも尤もでしょう。

 

  ところでタピオカミルクティは、アイスティーですよね。冬になったらどうするのでしょう?冬にアイスクリームを食べる人もいますし、サーティーワンには冬でもお客さんがいます。しかし、冷物の売り上げは冬には確実に落ちます。

  タピオカ屋さんとしては、冬は我慢の時期です。減った売り上げに応じてバイトを減らしたり、営業時間を減らして光熱費を減らしてしのいでいくしかありません。

  夏になったらまたタピオカ人気が戻るさ!と楽観的に考えるのもアリです。保障はありません。

 

  さて、あなたがタピオカ屋のオーナーだと思うと、冬は精神的にも辛い時期だと分かるでしょう。次の夏に売り上げが復活することを期待して売り上げの減った冬を耐えるのか、それともサッサと見切りをつけて店を閉めて傷口を広げないようにするのか、悩みどころです。

 

  冬は、タピオカミルクティの湯鬱の季節です。

  

を業界全体ではなく、個々のお店を見れば、冬を越せる