kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



表現の難しさ:独自と共感の狭間

  ブログを書いたり、写真を撮ったり、音楽を作ったりと表現の手法はそれぞれですが、共通している難しさは、独自性をもちつつ人の共感を得ることだと思います。自分独自の視点が強すぎると、人には分かってもらえず共感を得ることはできません。一方、人とまったく同じでは、共感を得てもみんなと同じになってしまいます。

  独自と共感のバランスを取るのが上手な人と言えば、槇原敬之さんでしょう。例えば、SMAPが唄った「世界に一つだけの花」は、ナンバーワンではなくオンリーワンを目指すべきというメッセージが世間の共感を呼んだが、その表現は槇原さん独自生あふれるものです。

  共感できるメッセージを独自の表現で発信する、これが表現することの難しさの本質なのでしょうね。

  一方、山田ズーニーさんは、著作の中で自分の胎からの意見を言うことの重要さと難しさを述べています。一般の人にとっては、自分独自の視点でものを見たり、感じることが非常に難しいということでしょう。まずは、独自な視点でものを見ることから始めたいと思います。

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