kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



CANONの大型ミラーレスカメラ Kiss X6i

 オリンパスパナソニックマイクロフォーサーズ機から始まったミラーレス機は、その小型軽量かつレンズ交換ができる拡張性から人気を呼び、今や ニコンソニーペンタックスリコーなど様々なメーカがミラーレス機を発売している。そんな中でCANONだけは頑なにミラーレス一眼カメラを発売しない。
  大人気のミラーレス機ではあるが、実は世界的には売れているのは日本と韓国などの一部地域だけで、欧米では殆んど売れていない。このため、CANONはミラーレス機を発売しないのだ。その代替機としてG1Xを発売している。
 そんなキャノンがEOS Kiss X6iを発表した。http://news.kakaku.com/prdnews/cd=camera/ctcd=0049/id=22889/

性能面では、撮像面で位相差AFが可能な新開発の「ハイブリッドCMOS AF」を採用したのがトピック。撮像素子の中央部に位相差AF用の画素を備えており、コントラストAFとの併用によって、ライブビュー撮影時のオートフォーカス速度の向上を実現している。ライブビュー撮影では、常にピント合わせを行う「コンティニュアスAF」や「被写体追尾機能」の利用も可能だ。さらに、動画撮影「EOSムービー」では、動いている被写体にピントを合わせ続ける「動画サーボAF」に対応するようになった。

このようにKiss X6iはライブビュー撮影機能を強化している。つまり、ミラーレス機の代替としてX6iを使わせたいとキャノンは考えているように思える。いわば大型ミラーレス機である。日本と違って欧米では車で移動することが多いため、カメラの小ささにニーズが少ない。一方、他のメーカのミラーレス機のように小さくすることを目指すと、レンズマウントの互換性がなくなり、ユーザを囲い込めなくなるという欠点があり、これをキャノンは嫌ったのだと推測する。