kotaの雑記帳

日々気になったことの忘備録として記していきます。



真四角ヒマワリ

 別エントリ「D90、ヒマワリを撮影」で、ヒマワリについて書きました。実は、ヒマワリを撮るのは難しいのです。ヒマワリの写真は、工夫しても、どこかで見た構図になりがちなのです。
 今回は、丸いヒマワリを、真四角に切り抜いてみました。四角い黄色のパターンを見た後、一拍おいて、ヒマワリだとわかる、そんな印象が生まれないかなっと狙いました。

(GRD3, f 2.5, 1/160秒)

D90、ヒマワリを撮影

 シグマからsd Quattroが7月7日に発売されました。最新機種だけあって、3900万画素とメチャクチャ高画質です(詳しくは、「SIGMA sd Quattro 体感イベントで、画質に驚く」を参照下さい)。
 面白いことに、カメラは古いものであっても良い絵が撮れます。例えば、オールドレンズの愛好家はたくさんいます。スペックを極めていくことが、良い絵を撮る一つの方向であります。ただし、唯一の方向ではないということです。
 ニコン D90というカメラを愛用しています。2008年9月に発売された機種です。画素数は1230万画素しかないし、ISO感度を上げるとノイズも出ます。それでも、好きなんです。
 
 「夏、ひまわり、D90」では、暑い夏の盛りのヒマワリを撮りました。今日は、まだ梅雨のあけない時期の雨の日、涼しい中に咲いていたヒマワリを撮りました。
 

オリンパスペンミニを持って、表参道散歩

 SIGMA sd Quattroの体験イベントが表参道でありました。7月7日に発売されるシグマ sd Quattroを借りて表参道を撮ってきました。精細感が高く色の綺麗な絵が撮れるカメラでした。詳しくは以下のエントリを参照ください。

 
 イベントの後、オリンパスペンミニ E-PM2を持って、表参道を散歩しました。
 シグマ sd Quattroを使った後だけあって、E-PM2の小さく軽いことを再認識しました。また、オートフォーカスが速いこともあって、軽快に撮影できます。このカメラを使っていると、撮影スタイルまで軽快になります。そのため、構図作りが雑になるときがありますね。
 撮れる絵も、軽快な絵が撮れます。こういうのがE-PM2の個性なのだと思いました。

SIGMA sd Quattro の画質 その2

 昨日書いたエントリ「SIGMA sd Quattro 体感イベントで、画質に驚く」で、SIGMA sd Quattroについて書いた。
 その中で、鮮やかな色の被写体を写したサンプルのないことに気付いた。実際、シグマ sd Quattroは、鮮やかな色の被写体も綺麗に映します。そのサンプルを貼っておきます。オリジナルサイズの画像も置いておきます。


 
 また、オートフォーカスが爆速ではないと昨日書きました。遅いといっても、この程度のスナップは十分できる速度です。ご安心下さい。

SIGMA sd Quattro 体感イベントで、画質に驚く

 SIGMA sd Quattro 体感イベントに参加しました。sd Quattroをお借りして自由に撮影することができました。

使ってみた全体的な印象

 すごいですね、このカメラ。スペックでは表現できない雰囲気のある絵が出てきます。
 オートフォーカスは決して速くは無いです。撮影後の書き込み時間も短くはないです。でも、この絵が撮れるんだったら、欲しい。
 このカメラの性格は、セカセカと写真を撮る人向けではないでしょう。三脚立てて、しっかり構図を作って撮る。そんなカメラだと思います。

良い点

 使ってみて分かった、シグマ sd Quattroの良い点をまとめておきます。
 
 絵が綺麗。sd Quattroの絵の美しさは、解像感の高さと色の美しさの二つの要因があります。
 解像感の高さには本当に驚きます。驚きます。中判並みの撮像素子相当と言われる3900万画素相当の絵は非常に精細です。この高精細を実現しているのは撮像素子だけでなく、シグマレンズの解像感の良さも大いに貢献していると思います。
 また、色の美しさも素晴らしい。これはFoveonセンサーならではなのでしょう。富士フィルムの色が鮮やかさに特徴があるとするなら、このカメラは、色の深みに特徴があります。微妙な色合いがしっかり出てきます。


 ただ、街角の看板を撮っただけ。構図に工夫があるわけでもない。それなのに風情が出ます。ピントの合っているところの精細感があるため、ボケた部分との対比が映えます。
  

 ショップのマネキンを撮影。今日は暑い日で、ペールトーンの色が涼しげに感じたことを、思い出します。色のニュアンスがしっかり出るため、撮影した時の記憶が生き生きと蘇ってきます。

 このカメラの良いところとして、背面液晶モニタの美しさも挙げることができます。晴れて夏の日差しが強い日であったにもかかわらず、視認性が良いです。撮影した絵の確認がきっちりできます。なによりも、美しい絵が背面液晶に出ると、それだけで気分が上がります。
 また、背面に撮影パラメータを表示する液晶があり、これが便利です。撮影時は、撮影対象の色により露出を変えますし、シャッター速度を確保できる範囲でISO感度を変えたりするので、現在の撮影パラメータを素早く確認できるのは非常に便利です。

悪い点

 使ってみて気になった点は、オートフォーカスが爆速ではないこと、撮影してから絵が背面液晶に表示されるまで遅れがあることです。
 ニコンキヤノンの一眼レフをイメージしてオートフォーカスの速度を期待すると、肩透かしを喰らいます。決して爆速オートフォーカスではありません。街角のスナップシューターではありません。また、スポーツ撮影にも向きません。風景や花、あるいは料理のように、三脚を立ててしっかり構図を作って撮る、そんな撮影スタイルに向くカメラです。
 また、シャッターボタンを押してから、絵が背面液晶に出るまで少し待たされます。私は、シャッターを押すたびに絵を確認することをしないため、不便を感じません。連写を使われる方も、気にならないと思います。

その他、感想

 EVFの見え方は、取り立てて美しくはないけれども、こんなものかなという感じです。私の手持ちカメラにEVFが付いていないため、良く分かりません。

サンプル

 撮った写真を貼っておきます。リサイズしています。ブログ用にリサイズしても、このカメラの味が残っていることに驚きます。
 

 散歩中に見かけたショップを撮影。構図には工夫はなく、ただ見たままを撮影した。
 

 ショップの看板がカッコよかったので、ただただ真正面から撮影。
 


 不思議の国のアリスに出てきそうなうさぎ。レトロな感じがカッコいいと思ったので撮影。
 

 強い日差しが当たった黄色いアーケードと、その隙間から買い物をする人が見えた。人物は日陰で暗く、明暗差が大きいシーンだった。敢えてこの難しいシーンを撮影してみた。日陰の人物に露出が合っている。お見事。
 

 左手前の看板が可愛かったので撮影。右奥に赤い風船を持った人がいた。奥に続く道が暑さで焼けて、蜃気楼が立ちそうでした。 
 

関連エントリ

SIGMA ミラーレス一眼 sd Quattro

SIGMA ミラーレス一眼 sd Quattro

渋谷交差点は、今日も混雑

 渋谷ヒカリエで、東京カメラ部2016写真展が行われていました。
 そこに向かう途中、スクランブル交差点を見ると、いつもと変わらず人が入り乱れています。その入り乱れ方が、蟻のように見えます。


(RICOH GR Digital 3, f2.8, 1/2000秒)

 黄色のタクシーがフォーカルポイントになって、スクランブル交差点を行きかう群衆に視線が向かう。そんなことを考えて構図を作りました。また、窓の網を少し残して、群衆を遠目に見ている気分を共有できるといいなと考えていました。

東京カメラ部2016写真展でたくさん写真を見た

東京カメラ部2016写真展に行ってきました。東京カメラ部

カメラ、写真好きのサイトです。ページに「いいね!」をするだけで参加できます。東京在住かは無関係です。

 そして、この写真展は、facebookで投稿した写真をみんなで「いいね!」を付けていき、その上位10作品を展示しています。
 10作品以外も展示されており、展示枚数はかなりのもの。そして、見学者の数も多い。私のようなカメラ小僧だけでなく、綺麗な女子も多く見学していて、不思議な感じがする。
 
 twitterを検索して納得した。”初めてお会いして撮って頂いたのが、去年の東京カメラ部展でした。”(白波瀬ミキ)  モデルの女子にとって、この写真展はカメラマンに売り込む場にもなるのですね。
 カメラマンとモデルとのマッチングイベントとしても機能していると思うと、この写真展は良いイベントだと思いました。
 

好きな写真

 この写真展は、作品を撮影して公開しても良いことになっています。

※本写真展は会場での写真撮影とFacebookTwitterなどのソーシャルメディアへの公開が可能となっています。
ぜひ会場の様子を多くの方にお伝えください。

(東京カメラ部2016写真展のWebページより)
 
 私が、好きな写真を紹介します。

 

 

 

トークステージ

 トークステージ「カメラマン 山岸伸氏   × 東京カメラ部10選 菊池賢二氏、黒田明臣氏、富久浩二氏、松永亨氏
「写真表現の可能性」」を聞きました。
 
 カメラマン山岸伸さんが、ぶっちゃけた感じのトークをしていて面白かった。「僕は、アイドルを撮ってきたから、評価が低い」、「女の子を綺麗に撮るのは、本当に工夫が必要。写真展で女の子のポートレートと風景写真を並べると、風景写真の方が迫力があるけれど、撮影に工夫が必要なのは女の子のポートレート」、「カメラに新しい機能が加わったら、それをどんどん使って表現の幅を広げるのが面白い」など。 
 黒田明臣さんは、「練習」と何度も言っていた。また、この人は理系なのかな?思考にフレームワークがしっかりしている。「きょう、お見せする写真は3つのカテゴリに分かれている。一つ目は、頭にあるイメージを如何に絵にするか、セッティングを詰めていった写真。二つ目は、その場に偶然あった光などの状況を如何にうまく使えるかアドリブを詰めていった写真。三つ目は、ある機能やテクニックを詰めていった写真」という感じ。こんな風に話す人は、全体を構成する要素はこれこれ、それらはこう分類されていて、という整理をしているタイプだと思う。
 また、「ありふれた構図だけど、練習としてこの写真は撮った。たくさん撮られている構図に対して、自分がとこまで納得いく絵を作れるか、練習している」と言ったのには驚いた。写真を撮る人は、構図でオリジナリティを出そうと考える人が多い。ありふれた構図でクオリティを高める、つまり撮影スキルを高める練習をするという発想は私にはなかった。
 富久浩二さんは、カメラを木にぶら下げてWiFiで撮影したり、カメラの新機能を活かした写真を撮っている。新機能を使うことで、表現の幅が広がるという考え方。発想が柔軟なんだと思う。
 中でも、「ファインダを覗かないことで、構図の幅が広がる」という考え方が面白い。

まとめ

 東京カメラ部に投稿された48万枚から写真を選び、展示している。展示されている写真や集まる人々のレベルが高く、面白い。
 
 




#東京カメラ部2016写真展 #東京カメラ部

写真の練習 バラを逆光で撮る

 今はバラの花が咲く季節。バラ園に行って写真を撮ってきました。
 バラの写真を撮るのは意外に難しい。原因は二つだと思います。

  • バラの花自身が綺麗。そのため、誰が撮っても同じような写真になりがち。写真表現として工夫する余地が少ない。
  • バラ園は日差しが強いことが多い。そのため、陰影の強い写真ばかりが撮れる。

 
 いつもの撮り方をしていると、単調な写真ばかりとなります。そこで、今回は撮り方を工夫しました。

逆光で撮る

 晴れた日に逆光で撮ることは普通しません。空が白飛びしてしまうためです。それでも、逆光で無理やり撮ってみました。
 花びらを透ける光を撮るつもりで撮ったものです。右の花の花びらに影が落ちるところが面白く、撮りました。バラは、イングリッシュローズのコンテ・ドゥ・シャンパーニュシャンパン色の花びらの色が白っぽくなってしましました。明るいところで淡い色の花を撮るのは厳しいです。

(D90, f2.5)
 
 明るさに負けない色の花を探して撮影しました。逆光では白飛びするため空が入らない角度で構図を作っています。花の色がピンク、これとのコントラストを意識して背景は緑色を探しました。絞りをf 2.0まで開けて、背景を思いっきりボカすことで、背景を整理しています。バラは、ピエールドゥロンサール。

(Nikon D90, f2.0, 1/1600秒)
 
 次も、色の濃いバラを探して撮影しました。これも空が入らない角度で構図を作っています。花が3輪あり、これら全てにフォーカスを合わせるため、絞りはf 2.5と少し絞っています。バラはイングリッシュローズのグラハムトーマス。

(D90, f2.5, 1/1250秒)
 
 同じ考え方で、紫色のバラを撮影しました。写真の左側の背景が直射日光を受けて明るい。このように画面内の明るさの差が大きいと、露出補正が難しい。これを撮るために、露出を+2.0〜-1.0の範囲で変えていくつか撮影しました。

(D90, f2.2)
 

花だけに光の当たった構図で撮る

 晴天の空の下で撮影すると、画面全体が明るくなることが多い。そうなると、写真のポイントが表現しづらくなります。そこで、花だけに光が当たって、背景部分には直射日光のあたらない影になっている場所を選んで撮ってみました。
 下は、花枝が長く、花だけに強い光が当たり、背景となるバラの株は影になっているところを撮っています。この構図も画面内の明るさの差が大きく、露出補正が難しい。露出補正を変えて何度も撮影しました。

(D90, f2.0)

日陰の花を撮る

 直射日光が当たると、花の微妙な陰影がでません。そこで、日陰の場所を選んで撮影しました。
 下は、バラに影が落ちていた時を狙って撮影しました。さらに、周囲からの反射光で光がよく回っている花を狙っています。シャープに写すために絞りをf7.1まで絞っています。

(D90, f7.1)
 
 次に、日陰でしかも周囲からの反射光の少ない場所に咲いていたバラを撮りました。光の少ないだけに、細かい陰影のある写真が撮れました。

花以外を撮る

 バラの花は綺麗なだけに、皆似た絵になりがちです。そこで、変わったものを探して撮りました。
 下は、花びらが散った後に雄しべが残ったものです。かろうじて一枚だけ花びらが残っています。

まとめ

 バラの写真を撮るのは難しい。皆似た写真になってしまう。そこで、今回はいつもと違う撮り方をしました。逆光で撮ったり、花だけに日が当たった花を撮ったり、日陰の花を撮ったり、花以外を撮ったりしました。
 順光で撮るのと違い逆光で撮る場合は、白飛びしないよう空を入れない構図を探すのに時間をかけました。また、画面内の明暗差が大きくなることが多く、露出補正を変えて数枚撮ることが必要でした。
 撮影に使ったカメラはニコンD90、レンズは単焦点のAF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G。このレンズは、2万円台で買える低価格でありながら、とてもよく写ります。また、開放f1.8と明るいためよくボケて、背景を整理するときに便利です。

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

Nikon 単焦点レンズ AF-S DX NIKKOR 35mm f/1.8G ニコンDXフォーマット専用

グラハムトーマス

 バラ園に行って写真を撮ってきました。
 イングリッシュローズのグラハムトーマス(Graham Thomas)が目を惹きます。グラハムトーマスは、黄色のバラでは一番綺麗だと思います。バラの販売店やバラ園を見に行くたびに思います。
 少しうつむき加減に咲く花姿は、美しく風情があります。


(D90, f2.5, 1/1250秒)

[rakuten:baranoie:10000212:detail]

ピエールドゥロンサール

 ピエールドゥロンサール(Pierre de Ronsard )。最初は、このバラのどこが良いのだろう?って思っていた。確かにたくさん咲くと見事だけど。一輪一輪の美しさはイマイチと思っていた。
 でも、よく見ると、その一輪も綺麗なんですよね。名花ですね。ピエールドゥロンサール。参りました。きれいです。


(Nikon D90, f2.0, 1/1600秒)

第18回 国際バラとガーデニングショウ

 第18回 国際バラとガーデニングショウ、通称「国バラ」に行ってきました。

今回の主役のバラ ローズドゥグランヴィル。
 


国バラらしい、バラで飾った豪華な壁面。
 


こちらも国バラらしい、盆栽バラ。
 
 このバラ鉢は、デザイナー川島彩未さんによる伊万里鍋島焼。普通の伊万里焼は濃いブルーなのですが、この鍋島焼は薄いブルーが特徴。バラの花色に合った良い感じです。以下は、展示会場の説明文。

伊万里、鍋島焼の盆栽鉢について
バラのBONSAI 伊万里鍋島ブルー

 江戸時代には、秘窯とよばれ、鍋島二代目藩主光茂公により、大河内山を御用窯と定め、京都御所、将軍家の献上品にふさわしい名機を世に送り出した、伊万里鍋島焼。気品に満ちた、鍋島焼の伝統を受け継ぎ、古典と新しいデザインを若い女性二人が融合させました。
 100年経っても褪せない鍋島ブルーで彩られたバラ柄はデザインは川島彩未が陶器では珍しいバラ割という図柄を考案し、藍鍋島太一郎窯が一つ一つ手書きにて、心を込めて、焼き上げました。

ガーデン

 国バラでは、ガーデンのコンテストが行われています。この中で、いいなぁっと思ったガーデンを書いていきます。

A-02 小鳥とにわとりと青い空(小林裕子:株式会社タカギ)


たくさんの花を使ってカラフルにしながらも統一感のある庭でした。
 

A-05 私に広がる世界(加瀬賢治)


黄色に塗られたエントランスは、国バラ一番の目立ち度。エントランスの奥では猫が毛づくろい中。
 

車椅子でも使いやすいよう作られている。
 

A-10 −縁側っていいですね− みんなで乾杯!(高橋さゆり)


たくさんの植物が植わっている。それでも乱雑にならない。センスが良いと思います。
 

A-11 バラとハーブのほったらかしの庭(井上麗子)


ほったらかし感を出すために、造り込んでいる。そんな面白さがあります。
 

A-16 ある、紳士の思い出に(桃井賢一)


この庭はよく作り込まれている印象を受けました。奥にある帽子の角度なども良い。
 

B-20 想いのとき(川井清美)


電球と薔薇の組み合わせが美しい。
 

このバラはなんでしょう?葉の色と花の色の組み合わせが美しい。
 

B-16 バラと暮らす18年(熊谷農業高校プロジェクトチーム)


背景の家が実物の1/3位の大きさで、そのため植物とのバランスが狂って面白い印象を受けました。
 

B-17 秘密の植卓(片山陽介・飯野登起子)


この写真、食卓になっているの分かります?
 

B-18 お庭の中で子供と一緒に遊ぶ空間(細川実幸)


庭の中に、学校の教室を模したオブジェが並んでいました。
 

名称不明


こういう庭でお茶を飲みたい。本当にそう思いました。庭の見事さに出展者のお名前をメモるのを忘れていました。
 

バラ

 国バラでみつけた、いいなぁっと思ったバラを貼ります。
 

パシュミナ


花の中央がピンクで、外側が緑色。小さな花がたくさん咲くところも可愛い。和風な庭に良く合っていました。
 

グラハムトーマス


壁一面を飾る花の量がすごい。
 

オルフェオ


バラの家の木村卓巧さんの新作のバラ。和風の庭にも合いそうな、色と柄。
 

名称不明


コロッとした花形が好きです。
 

その他

 撮れた中で、好きな写真を貼ります。
 

庭の中の水道の写真。ごちゃごちゃで整理できていない画面なのに、水道に目が行く。面白い写真だと思います。
 

鳥の小物。これなんだろう?と眺めて鳥だと分かる。はっきりしてない所が良い。
 

画面のレイアウトの都合で、傾けて撮った写真。街中のスナップ写真のようで面白い。
 

会場でみつけたガーゴイル。表情がとぼけていて愛嬌がある。少し犬っぽい感じがします。
 

志保美悦子さんのブースにあったバラの活花。グリーンのバラが良いです。
 

まとめ

 国際バラとガーデニングショウに行ってきました。今回は、ガーデンを中心に見学。洋風な目一杯飾った庭や、和風のあっさり飾った庭、色々見ることができました。
 写真撮影という点では、国バラは難しい。会場が西武ドームということで、天井や広告を写り込まないような構図を探すのに苦労しました。また、持っていったレンズの広角側が足りず、庭全体を写せないこともありました。機材選択ミスでした。

構図の試行錯誤:アイキャッチ

 良い構図って何でしょうね。写真を撮る人や、絵を描く人は悩んでいると思います。最終的にはその人のセンスということになります。しかし、センスで片付ける前に、教科書的な定番構図を知っておくことも大切です。
 様々な基本構図がありますが、今回はアイキャッチを試してみました。
 アイキャッチとは、写真の中に目につくものを大きく入れおくことです。それだけだと、ただの日の丸構図になりますので、そのアイキャッチのわきにもう一つ主題(または副題)を入れておきます。すると、写真を見た人は、まずアイキャッチに目が行き、次にそのわきの主題に視線が流れます。これによって、面白い写真になるというものです。
 やってみました。
 

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離40mm, f 11, 1/60秒)
 この写真は、右手に小さく写っている帽子をかぶってボーダーのシャツを着た人を撮ろうとしたものです。そのファッションがカッコ良かったのです。普段なら、寄って撮らせてもらうシーンです。アイキャッチとして、左に派手な黄色の標識を入れました。真ん中の階段はなるべく目立たないように暗めに撮りました。最初は黄色の標識に目が行くと思いますが、最後にはボーダーのシャツの人に目がいきませんか? もしそうなったならアイキャッチの構図は成功です。
 

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離40mm, f 2.8, 1/400秒)
 この写真は、上とほぼ同じ構図です。違いは、絞りを開けて右のボーダーの人をボカしています。こちらはこちらで好きです。左の黄色の標識を強調するなら、こちらでしょう。しかし、最後に右のボーダーの人に視線を誘導するという観点からは、誘導する力が弱いように思います。逆に言えば、上の写真は右のボーダーの人を明確に写すためf11まで絞って撮影しています。
 

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離55mm, f 3.2, 1/170秒)
 この写真は、本当に撮りたかったのは右の二組の洋服です。カップルが並んでいるようで面白く思いました。アイキャッチを探すと、手前に赤紫の花をみつけ、これを一緒に撮りました。先ほどと同じで、まずは左の花に目が行くと思います。そして次に左奥の二組の洋服に視線が行けば成功です。本当は、左の花をもっとボケ少なく撮った方が良かったかもしれません。反省です。

代官山散歩 富士フィルム X-Pro2

 先日のエントリ「東京ミッドタウン散歩 富士フィルム X-Pro2」で書いたように、富士フィルムのカメラX-Pro2とレンズXF16-55mmF2.8 R LM WRをお借りしました。

 これを持って、代官山を散歩しながら写真を撮りました。
 東急東横線代官山駅を出てすぐのお店。右側の「くつ・バッグ」の字体が面白くて撮りました。

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離26mm, f 3.6, 1/200秒)
 
 代官山にはかつて同潤会アパートがありました。この跡地に建ったのが代官山アドレス。ここには散歩にぴったりです。スターバックスでコーヒーを飲んだり、蔦屋で本を探したり、時間があっという間に過ぎます。蔦屋の店舗と新緑の色の組み合わせが面白くて撮影しました。

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離20mm, f 2.8, 1/800秒)
 
 蔦屋の周辺にはスターバックスの屋外席がたくさんあります。この季節は屋外の席でコーヒーを飲んでいると幸せです。コーヒーを飲んでいる人たちの中で赤い色の服を着た人が構図のアクセントになると思い撮影しました。

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離55mm, f 2.8, 1/300秒)
 
 代官山アドレスの旧山手通り向かいにあるのが、リストランテASO

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離40mm, f 2.8, 1/320秒)
 
 昼の2時過ぎに遅い食事をASOで食べました。パスタランチ。お店は混んでいました。さすがに、この時間にランチを食べる人は他におらず、ビールを頼む人が多かったように思います。昼からビールを飲むなんて観光地であるなと思います。

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離20mm, f 3.2, 1/200秒)
 
 昼ご飯を食べた後は、代官山通りを散歩しました。チェーン店ではない路面店がたくさんあり、面白い。コスパ優先の人が多い町では、こういったお店がやっていけない。趣味にお金を落とす余裕のある人が集まる街、そういう無駄・余裕が代官山の面白い所です。下は、カフェオレ大福のお店。こんなお店初めて見ました。

(X-Pro2, XF16-55mmF2.8 R LM WR, 焦点距離32mm, f 5.6, 1/60秒)

まとめ

 代官山には、どこか無駄・余裕がある。趣味性のあるものを売る店が多い。チェーン店の多い画一的な街と違って、散歩していて楽しい。X-Pro2で、楽しいものを集める、そんな気分になります。